2012年10月29日

■ 第2期加古川青流戦

昨年から開催されている加古川青流戦、若手の登竜門となるべく創設された棋戦なのですが、第2期を制したのは永瀬五段でした。
永瀬五段といえば千日手が多いことで有名なのですが、青流戦の決勝でも期待通り(?)の千日手があらわれ、さすがだなあと妙に感心してしまいました。振り飛車党の受け将棋で、攻め将棋全盛の今の時代には珍しい棋風。
今期の新人王戦決勝にも出場しており、強さと特色を兼ね備えた次代のホープといった感じですね。今回の棋戦優勝をステップに、さらなる活躍を期待したいと思います。