2010年5月14日

「めがねっこ」という発音を文字表記する際にどれが一番萌えるか?という人類史上最も重要かつ難解な問題がありますが、個人的には「めがねっ娘」というように、「めがね」部分は平仮名、「こ」の部分は「娘」をあてることを主張したいと思います。
平仮名の持つ丸みや柔らかさは眼鏡のフレームの形状を示していますし、それは同時に女性の肉体が持つ柔らさやその曲線的な身体フォルムにも通じます。平仮名がフェミニンな要素を内包することは、かつて平仮名が女手と呼ばれ、女性が使う文字として認識されていたということからも窺い知ることができます。
しかし一方で、全てを平仮名表記に統一した場合、視覚的なアクセントがなく全体的に締まりのない印象になってしまうという弊害が拭いきれません。
締まりがない、つまりガバマンですね。本来萌えとエロとはきちんと厳密に峻別すべき概念ですが、やはりキュッとしてグーな適度の締まりがあってこそ、萌えに内在する生来的なエネルギーは最大化されうるのです。
というわけで、「こ」の部分には漢字を用いるのですが、ここで我々は新たな壁にぶつかります。それは「こ」を「子」とすべきか「娘」とすべきかということです。
ここで私は、上述の適度な締まり論に基づき、「娘」を選びたいと思います。「娘」という文字は画数が多く、ひらがなとは正反対の性質を強く含有しています。その両者を組み合わせて一つの語とすることは一見して矛盾ですが、例えば、スイカに塩を振るように、バッジョがPKを外すと歴史に残ってしまうように、普段不真面目な人がたまに教室の掃除をきちんとやっているとやけに褒められるように、敢えて字画の多い文字を選択するというその意外性こそが、言葉に締まりを生み、その萌えをより高度なものへと止揚できるのです。なお本来、娘という文字に「こ」という読みはありませんが、細けぇことはいいんだよ!ということで置いておきます。
なお傍論ではありますが、騎士子よりも騎士娘のほうが萌える感じがするので好んで使ってます。ぶっちゃけ結局娘の字が好きなだけなんですが。しかしながら騎士嬢も捨てがたいので困ります。
あ、騎士姫とかもいいかもしんない。いや語呂としては姫騎士のほうがいいか。まとめてふともも。